トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」(37)エスパー国防長官代行

執筆者:足立正彦 2019年7月11日
エリア: 北米 中国・台湾
ホルムズ海峡、南シナ海と軍事脅威が高まっているだけに極めて重要ポストですが……(C)AFP=時事

 

48. マーク・エスパー国防長官代行(次期国防長官)(55)

 6月21日、ドナルド・トランプ大統領は次期国防長官に陸軍長官のマーク・エスパー氏を指名する方針を明らかにした。次期国防長官指名を辞退したパトリック・シャナハン国防長官代行は、6月24日付で国防長官代行を辞任したが、同日付でエスパー氏が国防長官代行に就任している。

 トランプ大統領がシリアやアフガニスタンからの米軍撤退の方針を突如表明したことに抗議するかたちで2018年12月、ジェイムズ・マティス氏が国防長官を辞任した。その後、トランプ大統領は2019年1月に国防副長官から国防長官代行に昇格させたシャナハン氏を、5月9日に次期国防長官に指名していた。ところが、米議会上院による指名承認プロセスの中で、シャナハン氏の元夫人との婚姻当時の家庭内暴力が発覚した結果、同氏は指名を辞退する状況に追い込まれたため、同氏に代わる次期国防長官として、陸軍長官から昇格させる形でエスパー氏を指名した経緯がある。

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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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