韓国「GSOMIA破棄」強行決断「5つの理由」

執筆者:平井久志 2019年8月28日
エリア: 朝鮮半島 日本
8月15日の光復節での演説で、文在寅大統領は姿勢を一転させたように見えたが……(C)AFP=時事

 

 韓国では8月22日午後3時から青瓦台(大統領府)で、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の主宰による国家安全保障会議(NSC)常任委員会が開かれ、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を延長するか破棄するかが討議された。この場で、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相はGSOMIAの必要性を訴えたといわれている。

 常任委員会は約2時間続けられ、大統領執務室小会議室に場所を移し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も参加してさらに約1時間討論を行った。この小会議室の協議には李洛淵(イ・ナギョン)首相も参加し、事実上のNSC全体会議となった。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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