候補者「離脱」が始まった「民主党大統領候補選出プロセス」

執筆者:足立正彦 2019年9月10日
エリア: 北米
この2人はいまも支持率が2桁(C)AFP=時事
 

【ワシントン発】 民主党大統領候補の指名獲得を目指す候補者による第1回テレビ討論会は、6月26日と27日の両日フロリダ州マイアミで、また、第2回は7月30日と31日の両日ミシガン州デトロイトで、それぞれ開催された。開催場所はいずれも「接戦州」であり、前回2016年大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利して次期大統領当選を決めるうえで非常に重要な役割を果たした州の主要都市で行われた。

 そして、第3回は、レイバーデー(労働者の日)休暇開けの9月12日に、テキサス州ヒューストンで『ABCニュース』主催で行われる。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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