キーマンが暴露したウクライナ疑惑「クレイジー」な内幕――決定的「冒頭陳述」全訳(下)

計15ページに及ぶテイラー代理大使の冒頭陳述
ウクライナ疑惑を巡る弾劾調査を行っている米下院で10月22日、ウィリアム・テイラー駐ウクライナ代理大使が証言に立った。
公聴会自体は非公開だったものの、冒頭陳述書が公表。ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長やゴードン・ソンドランドEU大使、カート・ボルカー前ウクライナ担当特別代表ら「非公式チャネル」がウクライナ側と交渉し、首脳会談ひいては軍事援助の条件としてジョー・バイデン前副大統領父子を捜査させようとした内幕が浮き彫りになった。

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