(3)「重要な実験」の意味

執筆者:平井久志 2019年12月29日
エリア: アジア 北米
白馬にまたがって白頭山革命戦跡地を訪問する金正恩党委員長。一方では「重大な実験」を(『労働新聞』HPより)

 

 朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は12月4日、1面で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が白頭山地区の革命戦跡地を訪問したと報じるとともに、「朝鮮労働党中央委政治局常務委員会」の12月3日付の決定書を報じた。その決定書は「党政治局常務委員会はわれわれの革命発展と変化した対内外的情勢の要求に合わせ重大な問題を討議決定するために朝鮮労働党中央委員会第7期第5回全体会議(総会)を12月下旬に招集することを決定した」とした。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志(ひらいひさし) ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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