
ビーガン特別代表は韓国、日本、中国を歴訪中、北朝鮮の応答を待ったのだが……(C)時事
北朝鮮は今年5月4日から11月28日まで13回にわたり、計25発のミサイルや放射砲を発射してきた。これらは朝鮮労働党機関紙『労働新聞』の1面などで大々的に報道されてきたのだが、今回の「非常に重要な実験」は『朝鮮中央通信』では報じられたものの、国内向けメディアでは報じられなかった。その実験内容についても説明を控えた。
戦略的曖昧性
またこれまでは、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が現場で指導したが、今回は現地には出向かず、報告を受けるというスタイルだった。

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