岩瀬昇のエネルギー通信 (216)

「新型肺炎」で「OPECプラス」は大幅減産合意するか

執筆者:岩瀬昇 2020年2月7日
エリア: アジア 中東 その他
サウジの大幅減産提案をロシアが飲むか否かが焦点(左はサウジのアブドルアジーズ・エネルギー相、右はロシアのノヴァク・エネルギー相。2019年9月の会合)(C)EPA=時事
 

 新型コロナウイルス肺炎(以下、新型肺炎)の拡大・蔓延はいつピークを迎えるのだろうか?

 医学については全くの門外漢なので、流れてくる関連情報を一歩引いて読むことしかできないが、人類の英知を信ずる根っからの楽天家である筆者は、「朝が来ない夜はない」と考えている。

 夜はいつか明ける。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇(いわせのぼる) 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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