【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート (6)

大統領選に関心薄かった「ラスベガス」

執筆者:横田増生 2020年3月2日
エリア: 北米
結局、ネバダではサンダースに及ばず2位となった(筆者撮影、以下同)
 

 ミシガン州からシカゴ空港を経由して、ネバダ州党員集会の前日、2月21日にラスベガスの空港に到着した。

 シカゴからラスベガスのフライトでは、両脇にアメリカ人男性に挟まれて座っていた。途中で私がトイレに立った間、2人は、たまたまこれから同じボクシングの試合を見に行くことが分かり、話がヒートアップする。

 1人が、

「オレ達の4列前に、元チャンピオンの●×というボクサーが座っているぞ」

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
横田増生(よこたますお) ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て米アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号を取得。1993年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務め、1999年よりフリーランスに。2017年、『週刊文春』に連載された「ユニクロ潜入一年」で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(後に単行本化)。著書に『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局)、『ユニクロ帝国の光と影』(文藝春秋)、『仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(小学館)、『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)、『潜入ルポ amazon帝国』(小学館)、『「トランプ信者」潜入一年』(小学館)など多数。
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