岩瀬昇のエネルギー通信
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大手破綻続く米シェール業界「大立者」またも「大放言」の真意

どちらが勝っても「環境エネルギー政策」には大影響が(C)AFP=時事
先日、都内某所で、
「『バイデン大統領』が誕生すると、米国の環境エネルギー政策は大きく変化するだろう」
と申し上げた。
なぜなら、民主党大統領候補指名が確実視されている前副大統領ジョー・バイデンは中道派だが、現職のドナルド・トランプ大統領と闘うためには党として一丸になる必要があり、そのためには左派の主張をも取り込まなければならないと目されているからだ。
左派の代表格である上院議員バーニー・サンダースは、予備選を戦っているとき、

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