岩瀬昇のエネルギー通信
(293)
バイデン「グリーン・エネルギー政策」に日系メディアの認識不足
環境政策とエネルギー政策は、表裏一体のものではないのだろうか。
なぜか、日系メディアにはこの視点が欠けているような気がしてならない。
「More Energy Less Carbon」こそが、エネルギー業界に、いや人類に現在求められている二律相反する課題なのだ。
7月15日(水)の朝、民主党の大統領候補として事実上確定しているジョー・バイデン前副大統領が、2兆ドルの投資を含む「グリーン・エネルギー政策」を発表した、というニュースが流れている。筆者は『フィナンシャル・タイムズ』(FT)の該当記事を読んだあと、日系メディアの報道状況をチェックしてみた。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン