台湾の鴻海精密工業と台湾積体電路製造(TSMC)が7月12日、独バイオ企業ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンを中国医薬品大手・上海復星医薬集団から購入する契約を結んだと発表した。鴻海の創業者で前会長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏が仲介役となったようだ。計1000万人分が9月には届く見込みといい、ワクチン不足に苦しむ台湾へ供給が増えること自体は喜ばしいニュースだ。
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