南北同時ミサイル発射(上)「鉄道使用で多様化」北朝鮮と「急速な軍備拡大」の韓国
北朝鮮メディアは9月13日、国防科学院が同11、12日に新型巡航ミサイルの発射実験を行ったと報じた。さらに、2日後の同15日午後、弾道ミサイル2発の発射実験を行った。北朝鮮は、8月の米韓合同軍事演習の際は南北通信連絡線の遮断や非難談話で対抗し、軍事挑発は控えたが、ここに来て連続的な軍事挑発に出た。
ちょうど、東京では9月14日、日本、米国、韓国の北朝鮮担当者が集まり、北朝鮮政策をめぐる3カ国協議を行っていた。このとき、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表が、前提なしの対話を呼び掛けたが、北朝鮮はこれを無視した。
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