朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は党創建記念日の10月10日、北朝鮮が9月25日から10月9日まで7回にわたって行ったミサイル発射は「戦術核運用部隊」の軍事訓練だった、と報じた。
北朝鮮は、一連のミサイル発射は、米韓ならびに日米韓合同軍事訓練や米原子力空母「ロナルド・レーガン」の朝鮮半島周辺への配備など、米国・米韓・日米韓の軍事的対応への警告だとしている。だが浮かび上がってくるのは、北朝鮮が韓国や日本などを攻撃目標にした「戦術核兵器」の運用を、長期的な計画に基づいて着実に推し進めている現実だ。
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