激化する南北の緊張:迫る「核実験」、エスカレートする北朝鮮の「挑発」

10月6日、人民軍の長距離砲部隊の打撃訓練を指導する金正恩党総書記(中央)[KCNA VIA KNS](C)AFP=時事
浜田靖一防衛相は10月13日、衆院外務、安全保障など3委員会の連合審査会と参院外交防衛委員会で答弁し、北朝鮮の核の小型軽量化について、
「わが国を射程に収める弾道ミサイルに核兵器を搭載し、攻撃するために必要な小型化、弾頭化などを既に実現しているとみられる」
と述べた。
「核の小型軽量化」は完成か
これは、防衛省が今年7月にホームページに掲載した「北朝鮮による核・弾道ミサイル開発について」という文書での表現とほぼ同じだ。

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