4月11日に開催された朝鮮労働党第4回代表者会では、崔龍海(チェ・リョンヘ)氏が政治局員候補から政治局員を飛び越え政治局常務委員に大躍進し、同時に軍人としては次帥になり軍総政治局長に就任した。
北朝鮮では「現地指導」という言葉は最高指導者にしか使われない。金日成(キム・イルソン)主席、金正日(キム・ジョンイル)総書記が工場などを訪問し、直接指示などをする際の特別な用語だ。
金正恩(キム・ジョンウン)氏が後継者として最高指導者になり、党機関紙「労働新聞」、朝鮮中央テレビ、朝鮮中央通信などの北朝鮮メディアは金正恩氏の工場視察などを「現地指導」として報じ始めた。

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