今月9日、オバマ大統領は米ABCニュースとのインタビューの中で、同性同士のカップルが結婚できることを支持するとの考えを個人的見解として明らかにした。オバマ大統領は、2004年にイリノイ州選出の連邦上院議員選挙に出馬した当時、結婚は男女間の神聖なものというのが自らの宗教的信条であるとの見解を示していた。また、2008年大統領選挙キャンペーン当時も、民主党大統領候補として、同性同士のカップルにも結婚した夫婦と同等の法的権利が付与されるべきであるとの「シビル・ユニオン(“civil unions”)」に対しては支持する立場を明らかにしていたが、同性婚の容認にまでは踏み込んでおらず、当時は反対姿勢を示していた。
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