11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での中台初のトップ会談が取りざたされていたが 、香港に拠点を置く中国政府系のニュースメディア『中評社(中国評論新聞網)』はこのほど、社会科学院台湾研究所の朱衛東副所長が執筆した「同理心でもって習馬会を見つめよう」と題する評論を掲載した。(原文:http://hk.crntt.com/doc/1033/9/2/9/103392987.html?coluid=1&kindid=0&docid=103392987&mdate=0919173332)。同理心とは、簡潔な訳がなかなか難しい言葉だが、相手の立場を思いやる心がけを指す。「習馬会」は中国の習近平・国家主席と台湾の馬英九総統の姓を取った2人の会談を意味する もので、台湾では「馬習会」となる。

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