【月】饗宴外交、徳岡さん新連載、北朝鮮

執筆者:フォーサイト編集部 2016年4月18日

先週末に、徳岡孝夫さんの新連載「風が時間を」をスタートさせました。実はこの記事は『新潮45』に掲載された連載の転載。連載自体は同誌で数年続いているものですが、新たなエピソード「まことの弱法師」が始まるのに伴い、フォーサイト会員にもお読みいただくことにしました。このエピソードは、1960年から61年にかけ、徳岡さんがフルブライト奨学生として米シラキューズ大に留学していたころの話。徳岡さんが当時お書きになった日本への手紙の内容も交え、時代を振り返ります。このところ、徳岡さんはこの連載スタートに注力されていましたが、「クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか?」も終了したわけではありません。近いうちに新作をお届けできると思いますので、しばらくお待ちくださいませ。

 

そして本日の更新記事は、西川恵さんの好評連載「饗宴外交の舞台裏」第215回「米大統領『キューバ訪問』で供された『スペインワイン』の意味」です。歴史的な国交回復を経て米大統領として88年ぶりにキューバを訪問したオバマ氏。歓待したカストロ議長がもてなしに用意したのは、なぜかキューバ産ではなくスペイン産ワインでした。

 

また「専門家の部屋」の「朝鮮半島」には「相次いだ『脱北情報』と『韓国総選挙』の関係」(平井久志さん)の新エントリ。韓国大統領選の投票直前に明らかになった「北朝鮮レストラン従業員13人」と「北朝鮮偵察当局幹部」の亡命。政権・与党の意図的なリークの可能性が濃厚ですが、結局、選挙は与党大惨敗の結果となりました。

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