
圧倒的支持で掃討作戦に打って出たドゥテルテ大統領だが、今後はテロ拡散の懸念も(C)EPA=時事
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の地元であるミンダナオ島で5月23日、約500名で編成されたIS(「イスラム国」)系武装集団が北西部の町マラウィ市を襲撃し、一時的にマラウィ市を占拠、市内の至る所にISのロゴマークが入った黒い旗が掲げられた。ドゥテルテ大統領はミンダナオ島全域に戒厳令を布告した。マラウィ市から海を渡って、北部方面へ250キロ先には、日本人観光客にも人気のリゾート地、セブ島がある。

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