
首相官邸で儀仗隊の栄誉礼を受けるムルキ・ヨルダン首相(右)と安倍首相 (C)AFP=時事
外国の首脳が高位の訪問形式で来日した時、その首脳と国家に敬意を表し、東京の霞が関や国会周辺の街灯にその国の国旗が掲げられる。
「最近、よく国旗が掲げられているな」と感じている人もいるのではないだろうか。その通り。首相官邸は約半年前から、賓客の来日に際して国旗を掲げる機会を増やすよう指示した。安倍晋三政権が進める「外国からの賓客を大切にする」政策の一環だ。
昨年7月、ヨルダンのハニ・ムルキ首相が実務訪問賓客として来日した。同首相は12日から15日まで滞在し、14日、安倍首相と会談した。

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