トランプ政権の公約「インフラ整備推進」に立ちはだかる「課題」

執筆者:足立正彦 2018年2月5日
エリア: 北米
老朽化で突如崩落してしまう高速道路もあるのでインフラ整備は重要だが……(ミネソタ州ミネアポリスで崩落したミシシッピ川をまたぐ「ハイウエー35W」の橋)(C)AFP=時事

 

【ワシントン発】 ドナルド・トランプ大統領は1月30日、米議会上下両院合同本会議で1時間20分に及ぶ長時間の「一般教書演説」を行った。大統領就任から1カ月余りの2017年2月28日に行われた上下両院合同本会議での演説は「施政方針演説」であったため、トランプ大統領にとっては今回が初めての「一般教書演説」となった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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