相次ぐ「在沖縄米軍ヘリ事故」負の連鎖を断ち切る「ある提言」

執筆者:林吉永 2018年2月21日
エリア: 北米 日本
不時着した米軍の攻撃ヘリの前で協議する米軍と日本政府関係者(C)時事

 

 2月5日、陸上自衛隊の戦闘ヘリコプター「AH64D」が佐賀県神埼(かんざき)市の民家に墜落する事故が発生した。陸自は8日、主回転翼の4本の羽根と回転軸をつなぐ「メインローターヘッド」と呼ばれる部品などを現場から回収。つまり、重要な部品が飛行中に脱落した疑いが濃い。揚力と推力が失われたヘリコプターは墜落するしかない。ローター部分は、最大限最強確実に、かつ二重三重に脱落が防止されているものであるから、「あり得ない事故」が発生したと言える。陸自はすでに現場から回収したフライトレコーダー(飛行記録装置)の解析を急ぐことになる。

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執筆者プロフィール
林吉永 はやし・よしなが NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。1942年神奈川県生れ。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長を歴任、退官後2007年まで防衛研究所戦史部長。日本戦略研究フォーラム常務理事を経て、2011年9月国際地政学研究所を発起設立。政府調査業務の執筆編集、シンポジウムの企画運営、海外研究所との協同セミナーの企画運営などを行っている。
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