「金丸裁定」から35年!密かに決着していた「台湾代表処」150億円土地名義問題

執筆者:野嶋剛 2019年3月19日
エリア: 中国・台湾 日本
くだんの「代表処」を訪れると……(筆者撮影、以下同)

 

「台湾の大使館の土地名義がとうとう変わったらしいよ」――。

 そんな内部情報を、日本で台湾とのビジネスを手がけている人物から教えてもらった。「大使館」といっても、日本と外交関係がない台湾の場合、正式には「台北駐日経済文化代表処」と言う。

1月24日付で所有権移転登記がなされている

 すぐに都内の法務局に向かった。登記を調べてみると、確かに今年1月24日、土地の所有者が「馬紀壮」から「一般社団法人 台北駐日経済文化代表処館産管理委員会」に変更になっている。一体、どういうことだろうか。

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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に「イラク戦争従軍記」(朝日新聞社)、「ふたつの故宮博物院」(新潮選書)、「謎の名画・清明上河図」(勉誠出版)、「銀輪の巨人ジャイアント」(東洋経済新報社)、「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち」(講談社)、「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(明石書店)、「台湾とは何か」(ちくま新書)。訳書に「チャイニーズ・ライフ」(明石書店)。最新刊は「タイワニーズ 故郷喪失者の物語」(小学館)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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