「世界経済」占う「スイス時計」新型肺炎は影響するか

執筆者:磯山友幸 2020年2月6日
タグ: インバウンド
エリア: ヨーロッパ
世界経済の先行きが見える「スイス製時計」の全世界への輸出額。さて2019年は…… (写真はイメージです)

 

 景気の先行きが見える高級品の需要に急ブレーキがかかっている。高級時計の代名詞であるスイス製時計の全世界向け輸出額を見ると、世界や輸出する先の国・地域の経済動向が見えてくるのだが、好調と思われていた世界経済に明らかに鈍化の兆しが見えている。

香港向け輸出が激減

 スイス時計協会が発表した2019年のスイス時計輸出額は216億8060万スイスフラン(約2兆4380億円)と、2018年に比べて2.4%増えた。輸出額の増加は3年連続だが、2018年の対前年伸び率6.3%より明らかに鈍化した。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
磯山友幸 1962年生れ。早稲田大学政治経済学部卒。87年日本経済新聞社に入社し、大阪証券部、東京証券部、「日経ビジネス」などで記者。その後、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、東京証券部次長、「日経ビジネス」副編集長、編集委員などを務める。現在はフリーの経済ジャーナリスト。著書に『2022年、「働き方」はこうなる』 (PHPビジネス新書)、『国際会計基準戦争 完結編』、『ブランド王国スイスの秘密』(以上、日経BP社)、共著に『株主の反乱』(日本経済新聞社)、『破天荒弁護士クボリ伝』(日経BP社)、編著書に『ビジネス弁護士大全』(日経BP社)、『「理」と「情」の狭間――大塚家具から考えるコーポレートガバナンス』(日経BP社)などがある。
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