「人手不足」と外国人 (46)

「偽装留学生」記事「撤回要求」への反論(上)

執筆者:出井康博 2020年3月4日
エリア: アジア
筆者のこの記事が撤回を求められた(『プレジデントオンライン』より)
 

 日本語教育分野の著名な研究者から筆者に対し、記事を「撤回」するよう要求があった。フリーのジャーナリストとして仕事をして25年以上が経つが、記事の撤回を求められるなど初めての経験だ。

 その記事は、昨年4月23日に『プレジデントオンライン』に寄稿した「8割以上の日本語学校は“偽装留学生”頼み」。同月上梓した拙著『移民クライシス』(角川新書)の一部抜粋記事として、同サイトに掲載されたものである。

カテゴリ: 経済・ビジネス 社会
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執筆者プロフィール
出井康博(いでいやすひろ) 1965年、岡山県生れ。ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『日経ウィークリー』記者、米国黒人問題専門のシンクタンク「政治経済研究ジョイント・センター」(ワシントンDC)を経てフリーに。著書に、本サイト連載を大幅加筆した『ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)、『長寿大国の虚構 外国人介護士の現場を追う』(新潮社)、『松下政経塾とは何か』(新潮新書)など。最新刊は『移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線』(角川新書)
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