饗宴外交の舞台裏 (259)

仏エリゼ宮「女性ソムリエ」が切り開いた地平と現在

執筆者:西川恵 2020年3月6日
タグ: フランス
エリア: ヨーロッパ
フランス大統領官邸「エリゼ宮」のワインセラーを管理する女性ソムリエのビルジニ・ルティスさん。その道のりは平坦ではなかったようだ (C)AFP=時事

 

 フランス大統領官邸「エリゼ宮」のワインセラーを預かるのは、女性ソムリエのビルジニ・ルティスさん(41)。エリゼ宮に入って13年。世界の元首の館で唯一の女性ソムリエだ。

徹底した地元産

 スペイン国境に近い大西洋岸のビアリッツは、フランス南西部のバスク地方の主要都市だ。昨年8月、ここで主要国首脳会議(G7サミット)が開かれた。

カテゴリ: カルチャー
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執筆者プロフィール
西川恵(にしかわめぐみ) 毎日新聞客員編集委員。日本交通文化協会常任理事。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、専門編集委員を経て、2014年から客員編集委員。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。著書に『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』(新潮新書)、『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、『ワインと外交』(新潮新書)、『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)、『知られざる皇室外交』(角川書店)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。
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