ついに米国「入国禁止」欧州でも広がる「新型コロナ」猛威と対策

イタリア・ミラノ中央駅では軍兵士が乗降客の検疫を行なっている(C)AFP=時事
 

 新型コロナウイルスの感染者と犠牲者が急速にヨーロッパで増えている。ドナルド・トランプ米大統領は11日、英国を除く欧州に過去14日間滞在した外国人の入国を禁止した。

 本稿執筆時、筆者はパリに滞在中だが、新型コロナへの危機感はヨーロッパでは日に日に高まっている。ニュースの大半はこのテーマだ。

 筆者は3月初めにはロンドンにいたが、観光客の足が遠ざかったホテルは値崩れしている。メイフェアやサウス・ケンジントン付近の高級街のホテルは、3分の2から半額だ。

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執筆者プロフィール
渡邊啓貴 帝京大学法学部教授。東京外国語大学名誉教授。1954年生れ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程・パリ第一大学大学院博士課程修了、パリ高等研究大学院・リヨン高等師範大学校・ボルドー政治学院客員教授、シグール研究センター(ジョージ・ワシントン大学)客員教授、外交専門誌『外交』・仏語誌『Cahiers du Japon』編集委員長、在仏日本大使館広報文化担当公使(2008-10)を経て現在に至る。著書に『ミッテラン時代のフランス』(芦書房)、『フランス現代史』(中公新書)、『ポスト帝国』(駿河台出版社)、『米欧同盟の協調と対立』『ヨーロッパ国際関係史』(ともに有斐閣)『シャルル・ドゴ-ル』(慶應義塾大学出版会)『フランス文化外交戦略に学ぶ』(大修館書店)『現代フランス 「栄光の時代」の終焉 欧州への活路』(岩波書店)など。最新刊に『アメリカとヨーロッパ-揺れる同盟の80年』(中公新書)がある。
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