風の向こう側 (68)

「PCR検査員」「SNSレッスン」未曽有の危機に米ツアー選手「独自の取り組み」

執筆者:舩越園子 2020年4月8日
エリア: 北米 ヨーロッパ
選手とギャラリーが帰ってこれるのはいつになるのか(ゴルフの聖地「セント・アンドリュース」。写真はイメージです)
 

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界のプロゴルフ界も休止状態になっている。

 4大メジャーのうちすでに「マスターズ」「全米プロ」「全米オープン」はそれぞれ延期が決まり、「全英オープン」は4月7日、第2次世界大戦以来75年ぶりの「中止」が発表された。

 そんな中、プロゴルファーたちは日々をどうやって過ごしているのかと言えば、もちろん人それぞれではあるのだが、この選手の取り組みには驚かされた。

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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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