岩瀬昇のエネルギー通信
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ポスト「新型コロナ禍」の石油需要を考える

世界中の備蓄施設が間もなく満杯になり、そしてその後は……(写真はイメージです)
「不要不急」の反対語は何だろう。
葉桜が新緑にまみれて見えなくなり、季節の主役を薄紅色と純白のハナミズキに譲っている玉川上水旧水路緑道を、速足散歩しながら考えていた。
そもそも、反対語なんてあるのだろうか。
そのとき、不意に脳裏に浮かんできたのが、次の言葉だった。
「売り家と 唐様で書く 三代目」
大学に入って入部はしたものの文芸サークルとの両立が難しく、2カ月で「落研」を退部した筆者でも知っている「道楽者」を表現する言葉だ。

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