「経済制裁」「新型コロナ」二重苦で再始動する金正恩の「瀬戸際作戦」(上)

執筆者:平井久志 2020年6月5日
エリア: アジア
5月23日、党中央軍事委員会拡大会議に出席した金正恩党委員長(『労働新聞』より、以下同)

 

 北朝鮮の各メディアは5月24日、「朝鮮労働党中央軍事委員会第7期第4回拡大会議」が開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長がこれを指導したと報じた。

 金党委員長は4月11日に党政治局会議に出席したが、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である4月15日に毎年行っていた「錦繍山太陽宮殿」訪問をしなかった。

『CNN』は4月20日、

「心臓手術を受け、重篤な状態にあるという情報がある」

カテゴリ: 政治 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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