韓国映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞4部門を受賞したポン・ジュノ監督の、もう1つの代表作といえば『殺人の追憶』だ。2003年に公開されたが、この作品の素材になったのが、いわゆる「華城連続殺人事件」である。
この事件は、1986年9月15日から1991年4月3日までの5年間に、韓国の京畿道華城市(当時は華城郡)で発生した13歳から71歳までの10人の女性が犠牲になった連続殺人だ。
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