
平安南道の建設現場を視察した朴奉珠党副委員長(右端)と金徳訓首相(前列中央)。この2人が北朝鮮経済を担う (C)朝鮮通信=時事
日本でも今年は集中豪雨で大きな被害が出たが、梅雨前線はその後北上し、朝鮮半島でも大きな水害を引き起こした。8月13日の党政治局会議への報告によると、江原道、黄海北道、開城市などで大きな被害が出て、農作物被害面積は3万9296ヘクタール、住宅1万6680戸余り、公共の建物630棟余りが破壊、浸水した。
「制裁」「コロナ」「水害」の三重苦
韓国の国家情報院は8月20日の国会情報委員会への報告で、今回の水害は金正恩(キム・ジョンウン)政権発足後最大の被害を出した2016年よりも、農耕地などの浸水被害が大きいとした。

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