アメリカ目指す中米・アフリカ移民の命懸け「現代版・出エジプト記」

『エクソダス―アメリカ国境の狂気と祈り―』筆者・村山祐介氏インタビュー

執筆者:村山祐介 2020年10月17日
国境の「壁」建設現場で、収容施設への移送を待つエルサルバドル移民(C)AFP=時事

 

 北米大陸を横断する約3200キロのアメリカ・メキシコ国境地帯では、毎年300体前後の遺体が見つかるという。ある者は「壁」から落ち、ある者は川で溺れ、ある者は砂漠で白骨と化す。いずれも命懸けで国境を越えようとし、息絶えた移民たちだ。

 4年前、ドナルド・トランプの登場とともに世界の関心事となった「移民と壁」の問題は、新型コロナ禍での封鎖措置により一層深刻度を増している。

 一体彼らはどこから、なぜやってくるのか。

カテゴリ: 社会 政治
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執筆者プロフィール
村山祐介 ジャーナリスト。1971年、東京都生まれ。立教大学法学部卒。1995年、三菱商事株式会社入社。2001年、朝日新聞社入社。2009年からワシントン特派員として米政権の外交・安全保障、2012年からドバイ支局長として中東情勢を取材し、国内では経済産業省や外務省、首相官邸など政権取材を主に担当した。GLOBE編集部員、東京本社経済部次長(国際経済担当デスク)などを経て2020年3月に退社。米国に向かう移民の取材で、2018年の第34回ATP賞テレビグランプリのドキュメンタリー部門奨励賞、2019年度のボーン・上田記念国際記者賞を受賞した。著書に『エクソダス―アメリカ国境の狂気と祈り―』(新潮社)。
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