「トレンドマイクロ」首脳の初激白:「三菱電機サイバー攻撃」の真相(下)

執筆者:山田敏弘 2020年11月2日
カテゴリ: IT・メディア 社会
エリア: アジア
中国の脅威はますます増している(写真はイメージです)

 

 サイバーセキュリティ企業「トレンドマイクロ」は1988年、台湾人夫婦のスティーブ・チャンとジェニー・チャン、そしてジェニーの妹のエバ・チェンによって、米国で創業された。翌年には日本へ本社を移し、日本企業として2000年には東証一部上場も果たした。現在、エバ・チェンが同社のCEO(最高経営責任者)を務めている。

 多国籍企業でCEOが台湾人であることから、得体の知れないベンダー(製造元)というイメージを持つ人も少なくないのかもしれないが、大三川彰彦副社長に言わせれば、同社は「純然たる日本メーカー」だ。

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執筆者プロフィール
山田敏弘 国際ジャーナリスト、ノンフィクション作家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィークなどを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)、『CIAスパイ養成官 キヨ・ヤマダの対日工作』(新潮社)。近著に、『サイバー戦争の今』(KKベストセラーズ)、『世界のスパイから喰いモノにされる日本』(講談社)。
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