11月3日に投票が行われた米国大統領選挙では、選挙結果が確定していなかったアリゾナ州とジョージア州で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領が勝利したのに対し、ノースカロライナ州では現職ドナルド・トランプ大統領が勝利し、全米50州とコロンビア特別区すべての選挙結果が確定した。
バイデン氏は次期大統領当選に必要な大統領選挙人270人を36人上回る306人を獲得した一方、トランプ大統領は232人にとどまった。バイデン氏の306人という獲得数は4年前の2016年大統領選挙でトランプ氏が獲得した数と同数であり、当時、トランプ氏は「地滑り的勝利」と自画自賛していた。
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