「マコネル共和党上院院内総務」はバイデン大統領にどう対峙するか

執筆者:足立正彦 2020年12月28日
エリア: 北米
バイデン氏と同じく上院議員として大ベテランのマコネル氏がどう出るか注目(C)AFP=時事
 

 1月3日に第117議会(~2023年1月3日)が招集され、その後、1月20日には2020年大統領選挙で現職ドナルド・トランプ大統領の再選を阻止したジョー・バイデン前副大統領が第46代大統領に就任し、米国は4年間の「トランプ時代」に終止符を打ち、新しい時代を迎えることになる。

 バイデン氏のように半世紀近くに及ぶワシントンでの長期間かつ豊富な政治経験とともに大統領に就任する政治家は、米国史上かつて存在しなかった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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