「LNGスポット」寒波で高騰「日本停電」可能性と理由

執筆者:岩瀬昇 2021年1月13日
エリア: アジア 北米
エネルギーを「持たざる」日本は、この寒波で電力需要増大(逼迫)から停電の危機も?(写真はイメージ)
 

 日本を含む東アジア向けLNG(液化天然ガス)スポット価格(JKM=ジャパン・コリア・マーカー=として「NYMEX」にも上場されている)が高騰している。

『フィナンシャル・タイムズ』(FT)でも報じているほどだ。

 半年前の2020年夏には2ドル/MMBTU(百万英国熱量単位)程度だったものが、今年に入って10倍の20ドル水準となっている(2021年1月8日現在。12日には39ドル台での取引が伝えられている)。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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