英「低炭素水素製造工場」建設計画で危惧する「持たざる」日本の「グリーン成長戦略」

執筆者:岩瀬昇 2021年1月17日
タグ: イギリス 日本
エリア: アジア ヨーロッパ
経産省『2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略』より
 

 2020年12月初旬、若い友人の依頼を受け東京大学公共政策大学院で講義をした。もちろん「オンライン」である。

 外部から講師を数人招き「海洋科学技術政策論」の特別連続授業を行いたい、ついてはその一環として「海洋における石油開発」の話をしてほしいという依頼だった。

 筆者は『石油を求めて、陸から海へ』と題してお話しした。

 現在、日本で「石油」というと「ENEOS」のガソリンスタンドが真っ先に頭に浮かぶだろう、その「ENEOS」の起源は、実は新潟における海上石油開発なのだ、と講義を始めた。オンラインなので、どの程度この「つかみ」が成功したのかは不明だ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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