
一部専門家の仮説レベルで国の政策が決まって行く構図にもメスを入れる必要がある(記者会見する新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議の永井良三座長=6月21日) (C )時事
6月15日、政府が設置した「新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(座長:永井良三・自治医科大学学長)」の提言がまとまった。報告書には「ワクチン等の開発の促進 ・基礎研究を含む研究環境の整備」が取り上げられ、「平時から研究開発・生産体制を強化し、迅速な開発・供給を可能にする体制の構築を図っていく」ことが盛り込まれた。

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