
4月23日紙面トップに掲載された、金徳訓内閣総理(中央)「現地了解」の様子(『労働新聞』HPより)
4月23日付1面トップは、金徳訓(キム・ドックン)内閣総理が南浦(ナンポ)市の農業部門事業を「現地了解」したとの記事であった。最高指導者が「現地指導」を行い、部下である内閣総理(旧・政務院総理)が「現地了解」に赴くというスタイルは、金日成(キム・イルソン)時代の慣例を金正日(キム・ジョンイル)政権末期に復活させたものである。
近年は、金正恩(キム・ジョンウン)総書記による「現地指導」の回数が大幅に減っている。……

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン