中国の李克強前総理(68)が10月27日、心臓発作で急死した。休養先の上海での水泳中の出来事とされる。その直後から、李が高校生まで過ごした故郷・安徽省合肥市の旧居前や、省長を務めた河南省鄭州市の広場などで追悼のための市民の列は途切れることはなく、周辺は花の海になった。詰まるところ、圧政を続ける習近平共産党総書記(国家主席)に対する市民の不満と抗議の裏返しでもある。
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