いま、台湾にいます。明日の五大都市選挙の投票を見るためです。今夜、台湾特有のにぎやかな選挙運動がフィナーレを告げ、明日の投票を待つのみ。先月末にフォーサイトの記事で紹介しましたが、台北、新北(旧台北県)、台中、台南、高雄の各市長を選ぶ今回の選挙は地方選挙とはいえ、なかなか重要な選挙です。というのも、2012年の総統選挙に向けた中間選挙的な位置づけであり、選挙人口は台湾全体の6割をカバーし、次の総統候補になりうる役者がそろっています。
台湾では2008年の総統選挙以来の大型選挙とあって、私を含め、日本から大勢の「台湾選挙好き」の記者や研究者が続々と台湾に入ってきていて、あちこちで「いやあ、お久しぶり」なんてあいさつをかわしています。

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