【火】中国経済の惨状、専門家3本

執筆者:フォーサイト編集部 2014年5月13日

本日の更新記事は、高村悟さんの中国経済レポート「『変調』から『クラッシュ』に向かっている中国経済の惨状」です。高額不動産の投げ売りや外資の撤退など、中国経済の悪化が目立ってきました。地方財政はデフォルト寸前まで追いつめられており、習近平の経済政策に注視が必要です。

「専門家の部屋」では「日本外交」「ロシア」「中国」に3本の新エントリ。

まず「安全保障」では「オバマ訪日のバランス・シート」(柳澤協二さん):「目新しいことではないので『尖閣』には言及してやるが、その代わり、余計なことはするな」というのが米国のメッセージ、と柳澤さんは分析します。こちらは無料公開中です。

そして「ロシア」では「2025年まで北方領土を返さない?――ロシアが『長期開発計画』」(名越健郎さん):日本の新聞は報じていませんが、ロシアが2025年までのクリール(千島)諸島開発を計画。少なくともそれまでは北方4島を返すつもりはないようです。

さらに「中国」では「天安門25周年前夜『中国知識人たち』の受難」(野嶋剛さん):天安門事件25周年を前に、強まる言論人への締め付け。中国の言論界やメディアにはこのところ無力感が漂っています。

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