安倍晋三首相が推進する集団的自衛権の行使容認に関して、自民党は5月19日、安全保障法制整備推進本部の会合を開いて意見交換した。この席上、船田元・党憲法改正推進本部長が次のように発言して党内外に波紋を広げた。
「集団的自衛権については国会の議論だけで済ませていいのだろうかという議論は当然出て来る。憲法改正の国民投票で民意を問うという手段は現在とれない。だが、その代わりに衆議院の解散で民意を問うべきではないかという意見も、私は選択肢の1つとしてあると思う」

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