聞いたこともなかった「Lisbon Conference」事務局なるところから連絡がきてパネル参加を依頼され、ポルトガルのリスボンに行ってきた。会議は12月3、4日の両日、主催者団体の1つであるカルースト・グルベンキアン財団のコンベンションセンターで開かれた。ここはアルメニア人富豪の手で1956年につくられたポルトガル最大の財団で、大きな会議場とギャラリーをもっている。当日も日本書道展をやっていた。日比谷のような野外音楽堂を擁した庭園があって、散歩にはもってこいだった。私は2日目のパネル「The Sustainability of Development」で「2つの開発パターンと2つの異なるサステイナビリティ」という報告をさせてもらった。

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