活字中毒者たる私の三冊

執筆者:成毛眞 2001年7月号
タグ: 文化 中国 日本

 物心ついた時にはすでにSF少年で、この四十年間、常に本に取り囲まれて生きてきた。というか、身近なところに本がないと安心出来ない私は、典型的な「活字中毒」なのだ。ネットで注文するようになったこの二年で八百冊以上の本を取り寄せているし、いろんなところから送られてくる本が毎月二十冊くらいある。ネット以外に自分で本屋で買っているのは年に四百冊から五百冊。結局、平均すると年に七百冊から八百冊の本に目を通している計算になる。 真っ先に手が出るのはSF。アーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフはじめ、好きな作家の本はたいてい全部読む。経済小説や面白そうなノンフィクションも放っておけない。「イカレた科学者本」も大好きだし、歴史本も捨てがたい。近世の文化に興味があるうえ「飲み屋で芸でもやってもててやろう」などというささやかな願望もあるから歌舞伎や建築の本も読んだりする。本業の経営や経済関連の本にももちろん目を通す。結局、本を読んでいる合間に仕事をしているようなものだ。

カテゴリ: カルチャー
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執筆者プロフィール
成毛眞 中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年、マイクロソフト株式会社に入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。2011年、書評サイト「HONZ」を開設。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に『面白い本』(岩波新書)、『ビジネスマンへの歌舞伎案内』(NHK出版)、『これが「買い」だ 私のキュレーション術』(新潮社)、『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『金のなる人 お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方』(ポプラ社)など多数。(写真©岡倉禎志)。
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