
北朝鮮との国境、中国遼寧省丹東(タントン)市にある北朝鮮レストラン(C)EPA=時事
“平壌娘”のおもてなしを売りにした北朝鮮流の外貨稼ぎスポット「北朝鮮レストラン」が今、正念場を迎えている。その数が最も多い中国では、反腐敗闘争の余波を受けて利用客が激減していたところに、核実験・ミサイル発射に伴う国際社会の制裁が直撃。北京中心部にあった店舗の4分の1が営業をやめ、5月23日にはまたもや従業員女性の集団脱出が発覚した。岐路に立つ“美女頼みのお手軽ビジネス”。一方で、生き残りを模索する動きもある。北京のある北朝鮮レストランの現状に迫った。

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