今朝は、「専門家の部屋」の「アメリカ」に足立正彦さんの「一筋縄ではいかない『トランプ』と『シリコンバレー』の関係改善」をアップロードしています。選挙中は互いに猛烈に批判し合っていたシリコンバレー首脳らと歓談したトランプ氏。一朝一夕に関係改善とはいかないでしょうが、今後の政策にどう反映されるでしょうか。
また、先週末からの3連休中、下記の記事、「専門家の部屋」をそれぞれアップロードしています。
朴大統領「弾劾列車」の終着駅は?(下)「潘基文」も参戦した次期大統領選の行方(朝鮮半島の部屋・平井久志さん):大統領選出馬を事実上表明した潘基文・国連事務総長。でも朴大統領弾劾で当初の予定は狂ってしまいました。韓国政局の混迷も相まって、大統領選は混沌としてきました。
米情報コミュニティと全面対立:トランプ次期大統領、本音は「逆ニクソン」か(インテリジェンス・ナウ・春名幹男さん):決断をする上で何よりも大事なのはあらゆる情報と、それを収集分析する優秀なスタッフ。ところがトランプ氏は自国のそれを信用していないようです。
立命館大・周教授「失踪」:「親中」「友好」人士が相次いで中国で拘束される理由(野嶋剛さん):突如、消息を絶った周教授は、しかし「親中派」として、学内でも研究者らに向けても北京政府を代弁するかのような人物だっただけに、もし「拘束」ならばその理由も気になります。
ニューヨーク発:トランプタワーを仰ぎ見る憂鬱なクリスマス(青木富貴子さん):トランプ警備のために、ニューヨークは例年に倍する交通渋滞。そして、閣僚人事の顔触れを聞くにつれ、高まる不安。アメリカはどこへ向かうのか?
さらに、「池内恵の中東通信」では、下記の2本を更新しています。
年末年始の読書1:「サイクス=ピコ協定から百年」の米シンクタンク報告書:本年『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』(現在6刷)を上梓した池内さんが年末の読みものに推薦するのは、ワシントン近東政策研究所の中東各国担当の研究員たちによる「サイクス=ピコ協定から百年」の考察。是非読み比べを。
年末年始の読書2:ISの情報戦と「ヴァーチャル・カリフ国」:「イスラム国」の情報戦では、臨機応変に様々な性質の、いろいろな言語の無数のメディアが立ち上がって、全体として「電脳空間のカリフ制」を成り立たせてます。
そして、本年3月より転載を始めていた『週刊新潮』での成毛眞さんの大好評連載「逆張りの思考」が、12月22日号をもって大団円、終了いたしました。その最終回分を先週木曜日午後にアップロードしています。長らくのご愛読、ありがとうございました。
逆張りの思考(最終回)人生とは巡り合わせである(成毛眞さん):子供の頃に出会った大学生と、幾星霜を経て再びの邂逅――まさに、人生は巡り合わせです。