
蔡英文総統(左から2人目)の初外遊先は、パナマだった。それから1年で断交の憂き目に (C)AFP=時事
6月13日、中国とパナマは国交樹立を宣言。台湾は、世界における台湾外交の拠点とも言える中米・カリブ海地域での要の友好国との外交関係を突如断たれることになった。
中国とパナマが国交を結ぶまで、世界で台湾を承認する国21カ国のうち、過半の12カ国が中南米に集中していた。そのうち南米はパラグアイのみ、残り11カ国は中米カリブ海地域の小国である。(現在の台湾承認国は別表参照)

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