
沖縄県うるま市の海岸に不時着した米軍ヘリを吊り上げて撤去したのが1月8日。同日、今度は読谷村で不時着が発生した (C)時事
1月6日、8日と相次いで、沖縄県内で米軍ヘリコプターの不時着事故が発生した。昨年末には飛行中のヘリからの部品落下事故も起きており、この1年で米軍機の事故やトラブルは20件以上にも及ぶ。地元ならずとも、米軍とその軍用機、装備などに対する信頼が揺らぎかねない事態である。
2018年度予算の概算要求では防衛費の伸びが目立ち、額は5兆2551億円と過去最大で、前年度比2.5%増である。とりわけ米国製装備導入の占める割合がこれまでにも増して高い。

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